衛生状態は良く、処方箋がなくても多くの薬は薬局で購入できます

旅行の人気スポットは首都ソウルです

韓国はアジア諸国のなかでは衛生状態が比較的良く、通常の観光旅行で特別気をつけるべき感染症などはありません。旅の途中で体調を崩すことがあっても、その大半はなれない食事や水質の違いによるものですので、日本から持参した薬を飲めば、たいていは快方に向かいます。

ソウルなどの都市部にはいたるところに薬局があり、処方箋がなくても大半の薬は手に入れることができます。ただ、日本に比べて薬効が強めのものが多いため、日本人の体質に合わないこともあります。

また、日本では許可されていない成分が含まれている薬もありますので、通常の薬(風邪薬、胃腸薬、鎮痛解熱剤、下痢止め)は日本から持参するのがベターです。

市内の名物となっている屋台(ポジャンマチャ)での飲食は衛生的に問題があるケースもあるため、夏場になると毎年食中毒の被害が発生してます。屋台でなくても、生ガキ等の貝類には注意が必要です。2002年3月には、ソウル市内で日本人団体客58人が下痢や腹痛を訴えて病院へ運ばれるという事例も発生しています。また、韓国では友好を深めるために、一つの杯でお酒を回し飲みするという独特の習慣がありますが、これが肝炎感染の原因となっているとも言われています。

狂牛病は日本、韓国共にその検査体制について問題となりましたが、韓国の米国産牛肉の輸入基準は、生後30ヶ月未満、骨は不可という厳格な水準があります。焼肉店で使われる肉の多くは、韓国もしくはオーストラリア産です。また、国産牛に対してもBSEの原因とされる肉骨粉(飼料)の使用を早い段階から禁止しており、当局は狂牛病が発生する可能性はないとしています。

韓国旅行で体調を崩すケースで最も多いのは発熱と下痢です。特にソウルは睡眠時間を削って市場に出かける人が多いうえ、キムチを始め、刺激の強い食べ物を多く接種するので、お腹が驚いて下痢を起こすことになります。また、水道は良く整備されている国ですが、水道水の飲用は避けたほうが無難です。市販のミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

韓国には、日本語が確実に通じる総合病院はあまりありません。日本語が話せるスタッフがいる病院も、必ずしも通じるとは限らず、診察は英語が中心となります。病気になってしまったら、ホテルに泊まっている場合、まずはフロントに相談しましょう。高級ホテルでは簡単な薬を常備しており、緊急の場合は救急車を手配してくれます。

ハブ空港である仁川(インチョン)国際空港を利用すれば、アジア各国へ乗り継ぎのロスなく旅行ができます。国際線 航空券の予約をする際には、価格やマイレージプログラムだけでなく、機内サービスなどの比較も行って選ぶようにすると快適な旅行が愉しめます。